わらじとは
時は江戸時代…。それはまだ昇仙峡から炭や木材、水晶が採れていた頃。
昇仙峡から甲府市の中心街まで物資を運搬するのに、片道10キロの険しい山道を往復しなければならず、大変な苦労をしていました。
そして、江戸時代末期。長田円右衛門という男がその苦労を知り、昇仙峡の山奥に住む人たちの為に新道開発を思い立ち、天保4年、着手へと至りました。
様々な困難や水害に見舞われ、資材と労力の不足するなか、天保14年に円右衛門と村民の願いであった新道は完成しました。
その後、円右衛門は新道を歩く通行人の擦り切れたわらじを見て、足を痛めないようにと「わらじ」の販売を始めました。
かつて昇仙峡の偉人「長田円右衛門」が人々に寄り添ったように、私達は皆様に寄り添うお食事処として「甲州郷土料理 わらじ」を提供し、これからも昇仙峡とともにあり続けたいと思っております。
甲州郷土料理
わらじでは山梨の美味しい郷土料理を数多く取り揃えております。県民食である「ほうとう」や、「馬刺し」に「とりもつ煮」などの郷土料理、さらにふっくらとした身のイワナやサックサクの天ぷらもございます。
甲州郷土料理はこちら昇仙峡
わらじは山梨県甲府市の昇仙峡地域の水晶街道沿いにございます。付近には高さ約180メートルの覚円峰、落差約30メートルの仙娥滝などの名所があります。春はミツバツツジが渓谷に咲き、夏は新緑に映え、秋は紅葉が美しく、冬は水墨画の絶景になる素晴らしい観光名所です。
昇仙峡の名所のご紹介